専門外来

special

  1. HOME
  2. 専門外来
  3. 花粉症外来

花粉症外来pollen

花粉症は、鼻や目に症状が起きます。
でも時々、咳や呼吸困難など、喘息のような症状が出ることがあります。
花粉は大きいので、肺や気管支にくっつき、喘息の発作を起こすことはありません。
しかし、花粉の周りにある微粒子や鼻水が気管を刺激して症状が出ることもあります。

有住内科クリニックでは、喘息などにも配慮した花粉症治療を行います。

花粉症は、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアレルギー疾患と一緒にかかってしまう人が少なくありません。
人によっては、同時に症状が出るのではなく、ある時期は花粉症、ある時期はアトピーなど時期をずらして、 違う症状が出ることもあります。

当院で可能な検査

アレルゲン(原因物質)検査

当院では、アレルゲン検査を行っております。検査は採血で行います。
アレルギーの原因物質がわかれば、症状の強い時期を予想でき、対策も変わってきます。
予防、重症化、難治化を防ぐためにも原因物質を一度調べてみましょう。

当院での治療

  • 内服
    (飲むおくすり)
  • 点鼻薬
  • 点眼薬
     

当院では、花粉症の鼻水やくしゃみといった辛い症状を抑える内服薬はもちろんのこと、 点眼薬・点鼻薬の処方も行っております。

眠気の起こりにくいおくすりの処方や、漢方薬での治療も行っておりますので、ご希望の方はお申し出ください。

花粉症治療について

アレルギー性鼻炎(花粉症)の患者さんは、原因となる植物によって、発症する時期、症状、経過が違います。

どんなおくすりが効果あるのか、副作用(眠気)の程度はどうか…など、人によって異なりますので、 生活スタイルや希望にあわせて、どんなおくすりを使っていくか、相談しながら、一緒に決めます。

また、「花粉症」と既に診断されている方は、花粉が飛び散る時期より少し前からおくすりを服用することで、 症状が抑えられます。
例えば、スギ花粉症の方は、2月上旬頃から予防的として、軽いおくすりを飲むことで、 本格的なシーズンが来たときにつらい症状を軽減できます。

花粉が飛び始める前までに花粉をブロックできるように、早めの受診をおすすめします。

季節別 花粉の種類

季節 症状の期間 原因物質(アレルゲン)
主に樹木の花粉の飛散時期です。
花粉症を発症する人が最も多いのもこの季節ですね。
スギ・ヒノキ・ネズ・シラカバ・ハンノキ・コナラ・リンゴなど
主にイネ科の花粉の飛散時期です。
他の人より遅く花粉症の症状が出る人は、これらの花粉が原因かも知れません。
カモガヤ・オオアサガエリ・ハルガヤ・ホソムギ・スズメノテッポウなど
主にキク科の花粉の飛散時期です。
少し肌寒くなってくる時期ですが、風邪と勘違いせず、治療する必要があります。
ヨモギ・ブタクサ・カナムグラ・ギシギシ・カラムシなど

2024年スギ花粉飛散予測

飛散開始時期

2024年のスギ花粉飛散開始時期は2月上旬と、例年並みか例年より早くなる見込みです。
スギ花粉は、わずかな量が飛散開始時期より前に飛び始めるため、花粉症の方は、1月のうちから対策を始めるとよいでしょう。

飛散量

今年の飛散量は、大量飛散だった前シーズン(2023年)と比べるとやや少ない見通しですが、例年(過去10年の平均)に比べると、やや多い飛散量と予測されています。
花粉症は花粉飛散量がある一定のレベルまで上昇すると発症します。万全な対策を行って花粉シーズンをお過ごしください。

» 春の花粉飛散予測:日本気象協会 tenki.jp